お金の知識

持ち株会は本当に得か。「奨励金」と「リスクの集中」を天秤にかけよう

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お疲れ様です、まいたけ(@maitakesan1)です。

あなたの会社には、従業員持ち株会の制度がありますか?

うちの会社には持株会が存在していて、奨励金が20%となかなかのサービスぶりです。
しかし、そうはいっても株は株。
株価の変動リスクが消えるわけではありません。

そこで、持株会制度を利用するかどうかの見極めはどうすればいいのか、考えてみましょう。

 

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持株会とは

持株会ってよく分からない、という方はこちらの説明をどうぞ。

上場企業の多くや、一部の未公開企業の中に「従業員持株制度」というものがある。これは、従業員が毎月一定の金額を拠出し、共同で自社株を買い付けていく仕組みだ。

引用:DIAMOND online

給与天引きで、自社の株を毎月買う仕組みですね。
多くの会社では従業員用に奨励金があり、普通に株を買うよりも得になることが多いです。
東京証券取引所の調査では奨励金の平均は8.1%で、中には100%という会社も!

 

持株会のメリット

お得に株を買える仕組みですが、もちろんいいことだけではありません。
持株会に加入するメリットとデメリットを順番に見ていきましょう。

奨励金でお得に株が買える

2017年10月に行われた東京証券取引所の調査では、奨励金を付与している会社は96.6%。
付与率は5〜15%程度のところが約75%で、中には奨励金100%という会社もありました。
単純に考えると、この割引率で株が買えるのは驚くべきメリットです。

値上がりによる利益が期待できる

会社の株価が上がれば、大きな利益になるかもしれません。
特に成長途上の会社なら、株価が10年で5倍、なんてことも考えられます。
夢がありますね。

給与天引きで強制的に資産形成ができる

給与天引きなので、貯金が苦手な人でも強制的に積み立てていくことができます。

少額でも株が買える

一般的な株の売買では「最低単元株」が設定されています。
これは、株の売り買いをするのに最低〇〇株からしか受け付けませんよ、という仕組み。
100株や1,000株に設定されることが多く、必要資金も大きくなってしまいます。
株の取引に何十万もかかるイメージがあるのは、これが原因ですね。

一方持株会なら、毎月の積立額に応じて少額で購入することが可能。
大金を一気に使わずにすむのは大きなメリットです。

 

持株会のデメリット

リスクが過度に集中してしまう

奨励金でお得に株が買えて、持株会最高!
と思ってしまった人、本当にそうでしょうか?

持株会に資金を投入するということは、財産をより一層会社に依存させることを意味します。
万が一会社が倒産した場合、収入(フロー)と資産(ストック)が一気にゼロになってしまう・・・

「卵は一つのカゴに盛るな」という格言があるように、リスクを一点に集中させるのは大変危険です。
目先のお得感に釣られて大金を投入するのはやめておきましょう。

値下がり、倒産のリスクがある

株式ですので、せっかく積み立てても価値が激減したり、最悪ゼロになることも考えられます。
特に、ベンチャー企業などはこのリスクが高いので要注意。

会社により売買禁止期間がある

インサイダー取引を防止するため、株の売買禁止期間が設定される場合があります。
決算月の売買禁止などが代表的ですね。

高値が付いたのに売れない、安く買えるチャンスを逃した、なんてことも当然あるでしょう。
自由に売買できないのは大きなデメリットです。

 




奨励金20%での運用実績

参考までに、僕個人の持株会における運用成績を載せておきます。
条件は下記の通り。

■5,000円/月の積立
■期間は2016年2月~2019年2月
■奨励金20%
■配当金は年1回、1株当たり3.75円
※特定防止のため、株価・配当金・積立額は数字を変えています。
投資額に対する運用成績の割合が実際の通りになるよう調整しました。

この3年間の成績だけを見ると、きわめて順調。
これが続くなら、全財産を突っ込んでもいいくらいですが・・・
そう上手く行くはずはないので、金額は低めに設定しています。

また、奨励金が20%あってもこの程度の成績であることは重要ですね。
他の個別株と同様、値下がりによって価値が失われることも当然あるでしょう。

 

結論:持株会はあくまでも個別株。奨励金に惑わされてはいけない

この記事のまとめです。

持株会のメリット

奨励金でお得に株が買える

値上がりによる利益が期待できる

給与天引きで強制的に資産形成ができる

少額でも株が買える

 

持株会のデメリット

リスクが過度に集中してしまう

値下がり、倒産のリスクがある

会社により売買禁止期間がある

 

奨励金によりお得に株を買えるメリットは非常に大きいと言えるでしょう。
一方、毎月の給料に加えて資産の面でも会社に依存することになる点。
会社の業績が悪化した時、あなたの資産が一気に失われることを忘れてはいけません。

あくまでも個別株と考え、目先のお得感に惑わされないように気を付けましょう。

「卵は一つのカゴに盛るな」

持株会に関しては、これに尽きるのではないでしょうか。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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