お疲れ様です、まいたけ(@maitakesan1)です。
2018年後半あたりから、QRコード決済のキャンペーンが大変なことになっていますね。
楽天ペイ、LINEペイ、PayPayの大手3社を筆頭に、通常ではあり得ない割引の大渋滞。
なんでこんなことになっているのか?
そして、各社どんなキャンペーンをやっているのか?
この記事では、その点を中心に詳しく見ていきます。
消費税増税に伴うキャッシュレス決済優遇
キャッシュレス決済が国によって推進される理由の一つが、こちらのニュース。
キャッシュレスで5%還元 消費増税対策 五輪までの9カ月検討
引用:日本経済新聞
2019年10月に、消費税が現行の8%から10%に上がりますね。
その際、キャッシュレス決済に対しては5%のポイント還元があるよ、という話です。
※細かい条件があり、一概に5%ではありません
2020年6月までの緊急措置ですが、5%の優遇があるとないとでは大違い。
つまり、キャッシュレス決済各社にとってはユーザー獲得の大チャンスということです。
そういう事情で、2018年あたりからキャンペーンの打ち合いとなっているのですね。
で、どんな内容かというと、はっきり言って「やりすぎ」の一言。
消費者としては嬉しいですが、そんなに割引して本当に大丈夫なのでしょうか。
そのやりすぎなキャンペーン内容とは?
ゴリゴリ紹介していくので、参考にしてもらえればと思います。
※既に終了したものも紹介しているので、詳細は各社HPをご確認ください
楽天ペイのキャンペーン
楽天ペイ初利用で1,000ポイント!キャンペーン
楽天ペイではじめてお買い物をすると、1,000ポイントもらえるキャンペーン。
アプリのダウンロード+設定+買い物で合計10分かかったとすると、時給6,000円です。
すごいぞ楽天!
対象の店舗で10%ポイントバック!キャンペーン
指定されたお店で買い物すると、10%ポイント還元されるキャンペーン。
すごいといえばすごいですが、楽天の本気はこんなものなんでしょうか。
なんだか物足りない気がする・・・
と思っていたら、やはり楽天は狂っていました。
次に紹介するキャンペーンがそれです。
楽天ペイアプリでお買い物すると、ポイント最大40倍!キャンペーン
楽天ペイの還元率はもともと0.5%なので、40倍でも最大20%。
いくつか条件はあるものの、15%は簡単にクリアできる内容です。
シェア1位の楽天ペイにこんなことをやられたら、他社はたまったものではないですね。
さすがは割引界の帝王です。
LINEペイのキャンペーン
私たちのコミュニケーションをすっかり変えてしまった感のある、LINE。
そのかっこいいLINE株式会社が、ついにQRコード決済に参入!
今度はどんなイノベーションを見せてくれるんだ?
と思っていたら、LINEもとりあえず狂っていました。
とにかく、どこもかしこもやりすぎと言わざるを得ません。
どこで使っても最低還元率3.5%という狂気のキャンペーン
※2019年7月31日までのキャンペーンです
LINEペイのお得さは、このキャンペーンに集約されています。
細かい条件など一切抜きで、とにかく最低3.5%のポイント還元!
どんなクレジットカードも勝負にならない、暴力的なまでの割引。
それはまるで範馬勇次郎。
厳密に言えば他のカードに負けることもありますが、それにはいろいろ条件があります。
無条件で最低3.5%という驚愕のキャンペーン。
楽天に続き、LINEも正気を失っていた。。。
PayPayのキャンペーン
大手3社の中では最後発のPayPay。
先行する2社に追いつくにはこれしかない!とばかりに打ち出したのがこのキャンペーン。
散々な結末に終わったものの、これが現在の割引合戦を引き起こすきっかけでした。
100億円還元!キャンペーン
不正決済などのトラブルに見舞われましたが、話題になるのも納得。
まさしく空前絶後、超絶怒涛のキャンペーン内容です。
・PayPayで決済すると20%のPayPay残高が還元(上限は1ヵ月5万円まで)
・40回に1回は全額還元
・Yahoo!プレミアム会員なら20回に1回全額還元
・さらにソフトバンク、ワイモバイルユーザーなら10回に1回全額還元
平均還元率が25%近くなる・・・だと・・・?
閉店セールでもないのに、これはもう本当に常軌を逸しています。
ツイッターでは全額還元の当選画面をアップする人が続出、お祭り騒ぎになりました。
100億円還元!キャンペーン第二弾
トラブル続きだった第一弾をふまえて、若干マイルドな内容に修正された第二弾。
・PayPayでの決済で20%のPayPay残高を還元(支払い方法などの条件あり)
・抽選で、最大5回に1回全額還元(支払い方法などの条件あり)
・還元額は1日最大1,000円、月5万円まで
それでも十分お得ですね。
使い勝手の悪さなどを↓の記事で散々けなしましたが、割引に関しては相当魅力的です。
基本の還元率が0.5%→3%へ
キャンペーンではありませんが、2019年5月8日から、基本の還元率が上がるようです。
現在の0.5%からまさかの3%!これは要注目ですね。
関連記事:5月8日からPayPayボーナス還元が0.5%→最大3%になります(GIZMODO)
結論:消費税が上がる前に導入しないと損
QRコード決済各社が、ユーザー獲得のためにどれだけ力を入れているかお分かりいただけたでしょうか。
そして、それだけ競争が過熱している=私たちユーザーにとってはお得ということ。
おそらく、2019年10月の消費税増税以降もしばらくはこの状況が続くでしょう。
今のうちに導入しておけば、20%還元のキャンペーンや、常時3.5%還元のメリットがより多く得られます!
「めんどくさい」という理由だけでキャッシュレス決済を敬遠しているあなた。
正直言って、その行動はただの損だと思います。
「めんどくさい」だけで、20%割引の機会を逃すのは本当に正しいのでしょうか?
後悔しないように、まずはアプリのダウンロードだけでもやってみてはいかがでしょうか。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。