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【漫画マニアの書評】松井優征「魔人探偵脳噛ネウロ」は最強のシュール系ギャグ漫画

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人間よ、貴様らの可能性をもっと見せてみろ。

毒に満ちた表現とシュールな世界観ながら、読後はさわやかな気持ちになる不思議な作品。

至高のシュールギャグをお楽しみください!

お疲れ様です、まいたけ(@maitakesan1)です(^-^)

今回は、僕が大学時代に大好きだった漫画「魔人探偵脳噛ネウロ」です!

ほんとすき。

 

 

 



「魔人探偵脳噛ネウロ」とは

2005年から2009年にかけて週刊少年ジャンプで連載された、松井優征の漫画。

ネウロとヤコはいつも仲良し!

 

物語は、『』を食糧とする魔人・脳噛ネウロが、「謎」を求めて地上を訪れるところからスタートする。人間界で目立たず生活する為に桂木弥子を探偵役に仕立て上げ、影でその事件の「謎」を「喰べる」ことを目的とする。主役のネウロと弥子は共通して食に対するこだわりを持ち、本作には「グルメ」「食事」といったテーマが根底に流れている。

松井自身が本作のジャンルは「推理物の皮を被った単純娯楽漫画」であると1巻のコメントに書いている通り、事件解決における推理は従来の探偵もののような体裁をとっているが、その実はほとんど読者にヒントを与えず、魔人であるネウロは「魔界777ツ能力(どうぐ)」という特殊能力で捜査を行えるため、かなり強引に推理が進められる。推理には重きを置かず、代わりに突出したガジェットや荒唐無稽なトリック、犯人の異常な心理と奇怪なリアクションを大きな特徴とする。

引用:Wikipedia

奇妙な絵柄と、思わず顔をしかめたくなるDQNな犯行動機。

上記を逸した推理シーンなど、純粋な推理漫画ではない、というか、

ザ・エンターテイメント。

作者も語っている通り、推理漫画の皮を被ったギャグマンガと言えるでしょう。

しかしその裏には感動の要素もあり、読みごたえがあるのがいいですね!

個性の塊みたいな漫画です。

 

作者・松井優征について

松井優征と言えば、次作の「暗殺教室」も有名です。

シュールで毒のある世界観と、根底に流れる「人間愛」が特徴の漫画家・・・

だと僕は思っています。

松井先生は作品について「純粋な娯楽作品」と語っていますが、主人公を始めとして登場人物の成長・変化には毎回感動させられます。

「離婚調停」というタイトルの読み切りも必見。

全作品に共通するのが、圧倒的に個性的な世界観

どうやったらそんな設定思いつくの!?と他の漫画家も言うことでしょう。

更にそれを破綻させずに綺麗にまとめるとなると、並大抵じゃありません。

そして、実は伏線の張り方と回収が非常に上手な漫画家でもあります。

「ネウロ」でも、思わずアッと言わされる伏線がたくさん出てきますよ。

絵が個性的でとっつきにくいかもしれませんが、内容は最高です。

さあ、ここからはいよいよ「ネウロ」の面白さを全開で語っていきます!

 



「魔人探偵脳噛ネウロ」は登場人物が全員クレイジー

主人公・桂木弥子(以下ヤコ)と魔人ネウロも含め、全員漏れなくクレイジー。

そこがぶっ飛んでて面白いんですけどね。

 

・わんこそばを一度に300杯食べる主人公。ちなみに見た目普通の女子高生

・拷問が趣味の魔人

・壁に塗り込められた少女の死体の髪の毛(ネウロの魔力で、髪の毛だけで活動する)

・家族の苦痛の表情を間近で見るために人を殺す刑事

・段ボールの魅力を語らせると19時間以上にも及ぶホームレス

 

ぶっ飛んだ登場人物たちが、ぶっ飛んだ動機で好き勝手やるので、もうメチャクチャw

キャラが立ってるというやつですね。

「ネウロ」の場合、脇役までしっかり個性的なのが魅力です。

 

圧倒的にヤバいやつ揃いの悪役

もちろん、悪役もキャラが立ってます。

敵キャラが魅力的なのは人気漫画の条件といいますが、本作もその例に漏れません。

これはもう文章では分からないので、実際見てもらいましょう。

改めてみるとハンパねえw

 

違法薬物満載のコンソメスープで変身するシェフ

コンソメスープでドーピングって普通思いつく?

 

シャツをズボンに入れ過ぎてズボンを着てしまったヲタク

「シャツをズボンに入れる」とは本来こういうことなのだと思い出させてくれる名シーン。

 

燃え盛る炎に萌える放火魔(2枚目と同一人物)

「萌え」と「燃え」をかけるって、普通思いついてもやります?

 

 

他にも常軌を逸した犯人が盛りだくさん!

 

キングオブサイコパス、最低最悪の敵シックス。

こいつは他の犯人とは訳が違う、本物の最低キャラ。

シックスの最悪ぶりを象徴するのがこちらのセリフ。

 

(ミスをした部下に糸ノコギリを渡して笑顔で)

「こんなこともあろうかと作らせたんだ

腹に当てて左右に動かすだけでいい

たぶん地獄の苦しみだが・・・いつかは死ねる

正直罰なんてどうでもいいんだ

ただ単純に・・・君がそれで死ぬのを見たいんだよ」

 

性格が悪いどころではない。

 

本当のブラック企業とはこういうことをいうのです。(適当)

他にも、胸糞が悪くなるようなエピソードが数点。

松井優征の頭の中どうなってんだ!

とにかく、これほどの悪役がいると読んでる方もハラハラしますよね。



だんだん弱体化する主人公ネウロにドキドキ

大抵の漫画では、主人公は徐々に強くなっていきます。

しかし本作では、主人公の魔人ネウロは物語が進むにつれ弱体化していくのが印象的。

最初はどんな犯人も余裕で葬っていくのが、苦戦するようになる。

反対に敵はどんどん強くなるので、毎回スリルがあります。

元は最強の魔人であるネウロが、弱体化により人間の力を借りざるを得なくなる。

そこから、「人間の可能性」という本作の重要なテーマが浮かびあがります。

 

 

人間の底力に胸が熱くなる

犯人の暴走やシックスの極悪ぶりも含め、「人間はここまでやれる」というメッセージが随所に感じられます。

善悪全て含めて、「人間の無限の可能性」を語りたかったのかな、とも思います。

特に、ヤコが数々の事件を通じて成長し、ネウロに相棒として認められる様は感動。

その他にも、悪にやられっぱなしの人間が団結して立ち向かう姿や、悪に飲まれた天才ハッカーが最後には立ち直る姿など。

いい所悪い所含めて、「人間ってすごい!」と思わされます。

 

 

斜め上が好きな人には最高の漫画

いかがでしょうか。

正攻法の少年漫画は飽きた、という人にはぜひ読んでほしい本作「魔人探偵脳噛ネウロ」。

 

・ギャグ漫画として

・意外と深い人間ドラマとして

・ストーリーを楽しむエンタメとして

 

気になったら是非読んでみてください!

ついでに、「暗殺教室」も最高です。

正統派も作れるのか松井先生・・・(脱帽)

 

それでは、ここまで読んで頂きありがとうございました。

 

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