キャッシュレス決済だけで、普通に生活できるのか?
楽天カードとEdyだけで2週間生活して、その結果をまとめました。
お疲れ様です、まいたけ(@maitakesan1)です。
現金を使わずに決済できる、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済。
世界中でこれらキャッシュレス決済の風が吹き荒れています。
日本でも、国がその流れを促進しようとしていますね。
2019年の消費増税時には、キャッシュレス決済だと5%のポイント還元があるとか。
これはお得!
キャッシュレスで5%還元 消費増税対策 五輪までの9カ月検討
引用:日本経済新聞
本記事では、実際にそのキャッシュレス決済だけで2週間生活してみた結果を報告します。
結果だけ知りたい人は、目次から飛んでくださいね。
それではどうぞ。
キャッシュレス決済は便利そうだけど、実際使うとどうなの?
キャッシュレス決済の利便性について。
使ったことがある人はよく分かると思いますが、基本的にはいいことずくめです。
・使用する度にポイントがつく
・お会計が簡単
・家計簿アプリと連動させれば管理も楽々
※ポイントの有無などは決済手段により変わります
これだけ見ればやらない理由はないんですが、日本での普及率は微妙。
調べてみると、先進国の中ではかなり低い部類です。
図の引用元:経済産業省 キャッシュレスの現状と推進
なぜかといえば、使えないお店や施設が割とあるからでしょうね。
ならば、実際の利便性はどうなのかこの身で確かめましょうと。
そして皆様にその結果をお伝えしましょうと。
そういうわけです。
チャレンジの内容は以下の通り。
■期間:2週間
■決済手段:楽天カード/楽天Edy/mastercad
普段からバンバン使ってるし、問題なく生活できるんじゃないか?
と思いつつ、スタートです。
キャッシュレス生活初日:現金のみの飲食店が多い!
まだ現金で消耗してるの?
とイキり倒していたら、昼食で早くも挫折。
行きたいお店でことごとく現金しか使えません。
地域によると思いますが、特に飲食店は現金のみのお店が多いんですね。
■王将
■丸亀製麺
■ほぼすべてのラーメン屋・蕎麦屋
■牛丼屋(一部電子マネーが使える)
■個人系の定食屋
僕の生活圏内では、この辺がほぼアウトでした。
意識してなかったのであんまり分からなかった。
夢のキャッシュレス生活、いきなりの減点です。
キャッシュレス生活4日目:Edyオートチャージ非対応のコンビニに泣く
4日目。
食事できる店が限られること以外は非常に順調です。
なんといっても、お会計が一瞬で終わるのが快適。
「324円です」
「Edyでお願いします」
カードピッ、決済音シャリーン(気持ちいい)
ここまで約10秒!
Edyについては自動で5,000円チャージの設定をしてるから、残高不足の心配もなし・・・
なんてことはなく、オートチャージ非対応の店で残高不足になり、Edyが使えませんでした。
実は、Edyの自動チャージはできる場所が限られています。
LAWSON
FamilyMart
CoCo壱番屋
コメダ珈琲
ROUND1
上記のお店を中心に、全国で86,000店舗が対応。
うっかり対象外のお店で残高不足にならないように、注意が必要ですね。
詳しくは楽天Edy公式ページで。
キャッシュレス生活9日目:カードもEdyも使えない病院
キャッシュレス決済縛りのトレンディな生活も、9日目ともなれば慣れたもの。
現金しか使えないお店はなんとなく分かる。
Edyの残高が少ない時はオートチャージ対応のお店を使う。
しかし、まだまだ罠はありました。
親知らずを抜きに行った歯医者で、まさかの現金以外不可!
大事に隠し持っていた現金を、遂に使うことに・・・
そう、病院はキャッシュレス決済が意外と普及してないのです。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
クレジットカードは病院で使える?利用できる病院とできない病院の違い
ナビナビクレジットカード
キャッシュレス決済縛り、なかなか奥が深い・・・
キャッシュレス生活14日目:自販機はだいたい電子マネーが使える
途中からは特に面白いトラブルもなく、このままチャレンジ終了か?
と思いきや、意図的になんとなくコーヒーが飲みたくなってきました。不思議だな~。
さっそく行ってみると、最近の自販機はかなり電子マネーに対応しているんですね。
↓自販機の電子マネー読み取り部分
画像の通り、iD/Edy/nanaco/WAON/Suicaなど、主要なものはだいたいカバーしています。
結論:便利だけど、キャッシュレス決済だけで生活するのはまだ無理
では、14日にわたるキャッシュレス生活で分かったことをまとめてみましょう!
結論から言うとこうなります。
①キャッシュレス決済は超便利で支出の管理も楽
②だけど、キャッシュレス決済だけで生活するのは困難
やはり、現金しか使えないお店や施設がまだ多いですね。
特に、100均や業務スーパーなど激安を売りにするお店や個人商店、飲食店、病院は普及率が低いです。
住んでいる地域も関係ありますね、田舎に行くほど普及が遅れています。
キャッシュレス決済のいい所
〇お会計があっという間に終わって快適
〇使用する度、チャージする度にポイントが貯まってお得
〇わざわざ銀行やATMで現金を下ろす回数が激減
〇マネーフォワード等の家計簿アプリと連動すれば、支出の管理が楽
色々な手間が省けて時短になるのが最高。
おまけにポイントが貯まるので、明らかに現金よりも優れています。
現金使う人がいなくなったら、レジ前の行列とかなくなるんじゃないか。
キャッシュレス決済の悪いところ
×対応してないお店が割とある。特に飲食店や個人でやってるお店
×オートチャージに対応してるかどうかなど、分からないと不安
×現金しか使えなかった時のために、結局現金も手放せない
キャッシュレス決済が普及しきっていない現状では、現金を手放すことはできなさそうです。
キャッシュレス決済縛りの生活は、こんな感じで終了しました。
「現金もまだまだ必要」という無難な結論になりましたが、とにかく現金を使わない生活は快適!
これから普及率が高まるのは明らかだし、現金にはさっさと見切りを付けたいところ。
LINEペイなんて、割り勘や個人間送金の機能までありますからね。
消費税増税時にはキャッシュレス決済の利用で5%のポイント還元もあるので、今のうちに使っておきましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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